一次エネルギー消費量等級8月が追加
2025/05/18
高気密・高断熱・高耐震の省エネ住宅に特化した「世界に1つだけの家づくり」株式会社六花舎設計、広報部です。
GX志向型住宅の交付申請受付がようやく始まり、設計部で申請手続きに追われています。
GX志向型住宅に合わせてなのか、国土交通省が住宅性能表示制度の一次エネルギー消費量等級に7と8が追加する案が示されました。
現在の住宅性能表示制度のエネルギー消費量等級は、ZEH水準相当の等級6が最高でした。近年では、省エネ性能の高い住宅の供給が進んでおり、また、いろいろな補助金の対象枠も等級6を満たしていることが条件にあり、等級6を取得している住宅が急速に増えました。令和4年度の新築の48.6%でしたが、なんと令和5年には、85.7%まで増えました。
こうした背景もあり、脱炭素の実現に向けてZEH水準を上回る省エネ性能の住宅のさらなる普及、その水準を評価できる環境の整備が必要なことから、今回、一次エネルギー消費量等級に上位となる等級7および8を追加する方針を明らかにしたようです。