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【社外研修レポート】LIXIL東京ショールーム「住まいスタジオ」見学体験記

2025/11/15

こんにちは、高気密・高断熱・高耐震の省エネ住宅に特化した「世界に1つだけの家づくり」株式会社六花舎設計、設計アシスタントの鈴木です。

 

先日、社外研修の一環として、LIXIL東京ショールーム内にある「住まいスタジオ」を見学してまいりました。

 

家づくりを考えるとき、間取りやデザインに目がいきがちですが、実は「断熱性能」こそが、毎日の快適さを左右する大切なポイントです。

その違いは、図面や言葉だけではなかなか伝わりにくいですが、そんな“目に見えない快適さ”を実際に体感できる場所が、LIXIL東京ショールーム内にある「住まいスタジオ」です。

今回はその様子をレポート形式でお届けいたします。

 

住まいスタジオとは?

住まいスタジオは、住宅の断熱性能による室内環境の違いを「体感」できる、全国でも東京・大阪の2か所にしかない体験型ショールームです。

冬の寒さや夏の強烈な日差しに対して、どのような住まいが快適なのかを、実際に肌で感じながら学ぶことができます。

※詳細はLIXIL公式サイトをご覧ください。

 

■昔の家・今の家・これからの家を比較体験

スタジオ内には、以下の3つの断熱基準にて冬季を再現した空間に実際に入って体感できます。

・昔の家(昭和55年基準)

・今の家(平成28年基準)

・これからの家(HEAT20 G2仕様)

それぞれの部屋で、床やガラス、サッシまわりや家具の温度、非居室の室温などをサーモグラフィーを見ながら温度を確認したり、実際に触れて体感できるようになっており、室内は勿論、冬季の外部空間を再現した空間から熱の逃げ方も確認できます。

 

実際に「こんなに違うの?」と驚くほど、昔の家とこれからの家では室温や体感温度に差がありました。
特に、足元の冷たさや窓際の寒さがリアルに感じられて、「断熱って、こんなに暮らしの質に直結するんだ」と実感しました。

 

■快適性と温度差の関係を学ぶ

人が不快に感じる温度差など、住居空間の快適性と温度の関係性について、温度差をリアルタイムや快適さや不快感を実感しつつ快適な居住空間に関するお話を教えていただけるので、知識としての理解だけではなく、より感覚として住宅性能の良し悪しについて理解を深められ点もぜひ、お家づくりを始めたばかりのお客様にこそ来場いただきたいとおもいました。

住まいスタジオでは、そんな温度差を各断熱基準ごとに実際に体感して比較できるので、「家の性能って、こういうことか!」と肌に感じ理解を深められました。

 

 

■パッシブデザインの重要性を再認識

住まいスタジオでは、断熱性能と暮らしの快適性の関係だけでなく、太陽光や風といった自然の力を活かす「パッシブデザイン」が実際にいかに暮らしの快適性と密接に関係し、私たちの快適性へ影響を与えているのかの考え方についても体感することができました。

 

機械設備に頼らず、自然と共生する住まいのあり方は、弊社が大切にしている「高気密・高断熱」の家づくりとも深くつながる考え方で、改めてその重要性を感じることができました。

 

 

■最新のLIXIL商品も体験!

今回ご訪問いたしました東京ショールーム内の別フロアでは、水まわり設備やサッシ、建具など、LIXILの最新商品から定番商品まで幅広い商品を実際に見て・触れて体験できます。

キッチンやバスルーム、トイレなど、日々の暮らしに欠かせない設備をカタログではわからない質感や使い心地を、実際に体験し比較検討できるのも大きな魅力でした。

 

 

今回の研修を通じて、住宅性能の「見えない部分」をお客様にどう伝えるか、そのヒントをたくさん得ることができました。

その中でも、「住まいスタジオ」はまさに、これから家づくりを始める方にとっての“体感できる教科書”のよう空間でした。

 

断熱性や気密性など、目に見えない性能は、図面や数値だけではなかなか実感しづらいものですが、「住まいスタジオ」では、それを“体感”という形でお客様と価値を共有できる場所のように思います。

「住まいスタジオ」での体験は、数値だけでは伝わらない「快適さ」や「安心感」などの住宅性能の違いを実際にお客様自身が肌で感じることで、理想の住まいのイメージがより具体的に、より一層深めていただけると感じてます。

また、それが家づくりを行うお客様に納得感のある悔いのない選択をしていただくための一助となるとかと思います。

 

家づくりをはじめたばかりの方も、すでに仕様を検討されている方も、是非一度、「住まいスタジオ」に足をお運びいただき、快適な暮らしのヒントを見つけていただければ幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!