アスベスト健康被害調査
2017/06/27
こんにちは 埼玉県久喜市の注文住宅六花舎設計です。
アスベストってご存知の方も多いですね。
現在は使用不可となりましたが、1955年頃から
ビルや学校など、鉄骨造建築物などに、軽量
耐火被履材として、多く使用され始めました。
安価で、耐火性、断熱性、防音性など多機能を
有していることから、工事現場の多くで
使用されてきました。
アスベストは、人も髪の毛よりも非常に細く
肉眼で見る事はできない細い繊維からできています。
この石綿繊維により長時間に渡り炎症がおこり、
肺の組織が傷つけられることで線維化が生じます。
また発生した活性酸素により、遺伝子異常が起こり、
細胞がん化する可能性があります。
さいたま市では、昭和50年代にかけてあアスベストを
含んだ水道管を製造していた工場周辺から、住民の二人が
アスベスト特有のガンにと診断されたことを受けて、当時
その周辺に住まわれていた人たちを対象に健康調査を
行うそうです。
他県に引っ越しされた方なども沢山おられるはずです。
1人でも多くの人が健康調査に参加してもらえることを
願いたいですね。
建物は人の命を守るもののはずです。
その建物が命を脅かすことがあっては絶対なりません。
どうぞ家を建てるときは、使われる建材や、設備、
工法や新技術など、建設会社任せにしないで、
面倒でもきちんと理解しましょう。

▲アスベストの恐怖



