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国内のエネルギー

2017/11/05

こんにちは、埼玉県久喜市の注文住宅、六花舎設計(ろっかしゃせっけい)です。

日本のエネルギー源の主なものは立木だったらしいです。

私たち建築屋として大いに恩恵に預かっている木です。

住まいに使用するのはもちろん、燃料としても使用していました。

『おじいさんは山へ芝刈りに・・・』の世界ですね。

一人の人間が一年間に必要なエネルギー源としての木は10本だったそうです。

人口が増えるに従って山から伐採を続けた結果、周囲の山ははげ山に。

奈良の橿原宮が遷都したのも大和平野に木が無くなってきたから・・・

家康が名古屋で居を構えず江戸を中心にしたのも当時の江戸は山林が豊富だったから・・・

なるほど当時の絵は松の木以外に青々と茂る山が描かれていませんね。

エネルギー源として『石油』が日本に入ってくるまでは『木』が主役だったわけですが、日本では『石油』が産出されません。

『石油』を求めて東南アジアに進出した結果が、あの大戦に結び付いたのは誰もが知っている常識になっています。

日本のエネルギー自給率はわずか6%です。電力においてもエネルギー源を海外の化石燃料に依存しており、東日本大震災以降その割合は高くなっています。

住宅においては、「次世代省エネルギー基準」が見直され、2013年10月(非住宅建築物は4月)に施行されました。非住宅建築物に対してはすでに2014年4月から完全施行されているが、住宅および複合建築物の住宅部分に係る基準は2015年3月31日までの1年半が経過措置期間とされ、改正前の基準を用いることが認められています。

そして、2015年4月1日からは住宅に対しても新たな省エネ基準が完全施行されますが、現時点では強制力がなく全ての新築住宅における「義務化」は2020年をめどに実施される予定です。

 

▲エネルギーを大切にしましょう。