室内間の結露の原因
2018/01/15
こんにちは 埼玉県久喜市の注文住宅六花舎設計です。
今年は例年より低温で暖房器具が大活躍しているのは。
エアコン以外に、ファンヒーターやストーブなど、灯油やガスなど燃料を燃やして室内の空気を暖める暖房器具のことを「開放型暖房機」と言いますが、炭素と水素から成り立っている燃料は、それを燃やす過程で水を生み出しています。
例えば灯油を燃料とした場合、灯油1リットルに対して1.1リットルの水分が発生します。
暖房するときは、家族のいる部屋だけを暖めている家庭も多いですよね。
温度差は、室内と室外以外に、隣の部屋など室内間でも温度差も生じます。
その結果結露のリスクは高まります。
外壁と内壁の断熱性を高めても、室内で水分を生み出していると結露を防ぐのは難しいことになります。
防ぐには、換気システムを有効に活用することと、換気システムがなければこまめに換気することです。
換気せず部屋を閉め切って使用すると、二酸化炭素の濃度が健康保護のための目安になる濃度を超えるという調査結果も出ています。(国民生活センターのテスト2007年による)
高濃度の二酸化炭素は、健康な人でも粘膜や気道を刺激したり、肺の機能低下など呼吸器障害の発生するそうです。
特に小さなお子様は、大人以上に呼吸量が多いので影響も受けやすいです。
住まいの断熱性だけではなく、暖房や換気にも気をつけたいですね。
▲注文住宅は春夏秋冬を通して安定した温度と湿度が保たれます。だからカビやダニに発生が抑制できます



