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「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の違いとは?家づくりで知っておきたい重要ポイント

2026/06/22

こんにちは、株式会社六花舎設計、広報部です。

弊社では、断熱等級6・長期優良住宅・耐震等級3・ZEH住宅・省令準耐火構造を標準に施工しております。

今日は、その中の耐震等級についてお話いたします。

地震大国である日本では、住宅の耐震性能は家づくりにおいて非常に重要な要素です。

近年、「耐震等級3」を希望されるお客様が増える一方で、「耐震等級3相当」という言葉を目にする機会も増えています。

一見すると同じように感じるかもしれませんが、実はこの二つには大きな違いがあります。

今回は、「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の違いについてわかりやすく解説します。

そもそも耐震等級とは?

耐震等級とは、住宅の地震に対する強さを示す指標です。

住宅性能表示制度に基づき、建物の耐震性能を以下の3段階で評価します。

耐震等級1

建築基準法で定められた最低限の耐震性能です。

数百年に一度発生する大地震でも倒壊・崩壊しないレベルとされています。

耐震等級2

耐震等級1の1.25倍の耐震性能を持ちます。

学校や病院など、災害時の避難場所となる建物にも求められる基準です。

耐震等級3

耐震等級1の1.5倍の耐震性能を持つ最高等級です。

消防署や警察署など、防災拠点となる建物と同等レベルの耐震性能とされています。

「耐震等級3」とは?

耐震等級3とは、第三者機関による正式な評価を受け、耐震性能が最高等級であることを証明された住宅です。

具体的には、

  • 構造計算(許容応力度計算など)を実施
  • 設計内容を第三者機関が審査
  • 性能評価書や認定書が発行される

といったプロセスを経て認定されます。

つまり、「耐震等級3」は客観的な証明がある住宅と言えます。

「耐震等級3相当」とは?

一方で、「耐震等級3相当」は、設計上は耐震等級3レベルを目指しているものの、正式な認定や評価を受けていない住宅を指します。

例えば、

  • 社内基準で耐震等級3を満たしていると判断
  • 簡易的な計算のみ実施
  • 第三者機関の審査を受けていない

といったケースがあります。

そのため、「耐震等級3相当」と表現されていても、実際に耐震等級3として証明されているわけではありません。

耐震等級3と耐震等級3相当の最大の違いは、第三者機関による客観的な証明があるかどうかです。

項目 耐震等級3 耐震等級3相当
耐震性能の目標 等級3 等級3レベル
第三者評価 あり なし
性能評価書 発行される 発行されない
客観的な証明 あり なし
金融・保険優遇の対象 対象になる場合あり 対象外の場合あり

「同じ性能のはず」と思われるかもしれませんが、実際には設計内容や計算方法によって差が生じる可能性があります。

だからこそ、客観的な証明があるかどうかが重要なのです。

又とても大きなメリットがあります。

耐震等級3の住宅であれば、地震保険の「耐震等級割引」が適用され、保険料が50%割引になります。

当社は「耐震等級3」を標準仕様としています

当社では、お客様により安心して暮らしていただくため、耐震等級3を標準仕様として家づくりを行っています。

「耐震等級3相当」ではなく、正式な評価基準に基づいた耐震等級3を取得することで、見えない部分の安全性にもこだわっています。

家は何十年と住み続ける大切な資産です。

だからこそ、価格やデザインだけでなく、「本当に証明された耐震性能」が備わっているかをぜひ確認してみてください。

このように、耐震等級3と耐震等級3相当は似た言葉ですが、大きな違いがあります

  • 耐震等級3:第三者機関による評価・認定を受けた最高等級
  • 耐震等級3相当:等級3レベルを目指した設計だが、正式な認定はない

家族の命と財産を守る住まいだからこそ、客観的な証明のある耐震性能を選ぶことが大切です。

住宅会社を選ぶ際は、「耐震等級3相当です」という説明だけでなく、「正式な耐震等級3を取得しているか」まで確認することをおすすめします。