長期優良住宅・耐震等級3を支える重要な基礎工事が完了しました
こんにちは、株式会社六花舎設計、広報部です。
先日、H様邸の基礎工事が無事完了しました。
家づくりにおいて、完成後に見えなくなる部分のひとつが「基礎」です。
しかし、この基礎こそが建物全体を支える最も重要な部分と言っても過言ではありません。
どれだけ高性能な住宅でも、土台となる基礎がしっかりしていなければ本来の性能を発揮することはできません。
当社では、断熱等級6・耐震等級3・長期優良住宅を標準としており、基礎についても高い性能基準で施工しています。
当社の基礎は「地中梁を組み込んだベタ基礎」
一般的な住宅では「ベタ基礎」が採用されることが多くあります。
ベタ基礎は建物の下全体を鉄筋コンクリートで覆い、建物を面で支える工法です。不同沈下に強く、現在の住宅では主流の基礎構造となっています。
当社ではさらに強度を高めるため、「地中梁(ちちゅうばり)」を組み込んだベタ基礎を採用しています。
地中梁とは、基礎の内部に設ける鉄筋コンクリート製の梁のことです。
建物を支える基礎同士を強固につなぎ、地震や荷重による力を効率よく分散する役割を担っています。
イメージとしては、
「面で支えるベタ基礎」に、
「骨組みの強さ」を加えた構造。
つまり、より頑丈な土台で建物全体を支える仕組みです。
地中梁があることで得られるメリット
① 地震に強くなる
地震が発生すると建物には大きな力が加わります。
地中梁があることで基礎全体の剛性が高まり、揺れによる力を建物全体へ分散することができます。
その結果、基礎の変形や損傷を抑え、耐震性能の向上につながります。
② 不同沈下を抑える
建物の荷重を基礎全体へ均等に伝えることで、一部分だけが沈み込む「不同沈下」のリスクを軽減します。
長期間にわたり建物の安定性を維持するためにも重要な役割を果たします。
③ 建物の耐久性向上
基礎は建物の寿命を左右する重要な部分です。
強固な基礎は建物全体の変形を抑え、長期間にわたり安心して暮らせる住まいを支えます。
見えなくなる部分だからこそ大切
基礎の中にはたくさんの鉄筋が組み込まれています。
この鉄筋量や配置は構造計算によって決定されており、完成後はコンクリートの中に隠れて見えなくなります。
しかし、この見えない部分こそが家の強さを決める重要なポイントです。
もし鉄筋量が不足していたり、適切な施工が行われていなかったりすると、将来的にひび割れや地震時の損傷につながる可能性があります。
だからこそ当社では、見えなくなる部分にも妥協せず、一棟一棟丁寧に施工しています。
次の世代まで住み継げる住まいのために
長期優良住宅は、単に「長持ちする家」というだけではありません。
耐震性・耐久性・維持管理のしやすさなど、厳しい基準をクリアした住まいです。
私たちが目指しているのは、
「大きな地震が来ても家族を守り、その後も安心して暮らし続けられる住まい」
です。
完成すると見えなくなる基礎ですが、家づくりにおいて最も大切な部分のひとつ。
これからも見えない部分にこそしっかりとこだわり、高性能で安心できる住まいをお届けしてまいります。




