床下エアコンと小屋裏エアコン

2022/08/07

こんにちは、高気密高断熱高耐震の注文住宅、株式会社六花舎設計広報部です。

今年は「酷暑日」という日が何日あるのでしょうか?酷暑日とは、日本気象協会が独自でつけた名称であり、40度以上の観測が増加した要因があるようです。猛暑日ができて間もない気がするのですが。

ともあれ家の中は1日中エアコンに頼った生活ですね。でも、トイレやお風呂など部屋を移動すると暑くてたまらないのでは。全館空調のお住まいでしたら問題ありませんが。でも全館空調の設備を採り入れると130万円以上は高くなってしまいます。(しっかり気密断熱にした場合)

そこで弊社では、量販店などで購入できる普通のエアコンを2台設置して、家全体を夏涼しく冬あたたかい家をご提案させていただくことになりました。

冬は、床下に設置したエアコンから出る温風が床下空間全体にまわり、その暖かい空気が各部屋の吸気口からほんのり入り家全体に広がります。

そのためには住宅には高い性能が求められます。断熱方法については外断熱と内断熱を組み合わせた高気密。高断熱仕様の家でなければなりません。また、効率的な床下エアコン運転や計画的な換気システムのために気密性も重要となります。

夏は小屋裏(または吹き抜け部分)に設置したエアコンで、家中の涼しい空気を。ただ、冷房した冷機は床下付近に停滞し天井まで届きません。

つまり床下エアコンと換気システムは切っても切れない重要な関係性を持っています。弊社では、マーベックスの換気システムを使用することで、排気を天井部から床下へ引っ張ってくるようにしています。

酷暑日でも快適に過ごせるように、もっともっと技術力を磨いてトータルコストを抑えられるよう日々勉強です。