ネット銀行の住宅ローンの金利が低いのは何故

2023/12/09

こんにちは、高気密高断熱高耐震の注文住宅、株式会社六花舎設計 広報部です。あちらこちらでクリスマスイルミネーションがきれいな季節になりましたね。

今回は、住宅ローンの選択についてです。弊社でも、住宅ローンの審査や申し込みなどご相談されることがたくさんあります。

そんななか、「ネット銀行で考えているけど、普通の銀行とどう違うの?」と聞かれることが増えてきました。

ネット銀行とは、対面の店舗を持たず、インターネット上の取引を中心とした銀行のこと、預金だけでなく、住宅ローンを組むこともできます。しかも、住宅ローンの金利は普通の銀行より低いという特徴があります。

でも、ネット銀行の住宅ローンは普通の銀行とは違って、使い勝手がわかりにくいという声をよく聞きます。

ネット銀行は、インターネット上の取引を中心とすることで、店舗やスタッフの経費が少ないため、預金金利が高めで振込手数料が安いなどのメリットがあります。パソコンやスマホがあればいつでもどこでも取引でき、窓口やATMに直接行く必要もないので、とても手軽に利用できます。そのため、ネット銀行を利用する人は増えているようです。

住宅ローンでさえ、手続きはWEBか郵送で済ませ、銀行の担当者と直接顔を合わせて説明を受けたり書類作成を手伝ってもらったりすることはありません。徹底したコストカットのおかげで、低金利でも利益を確保できる構造になっているのです。

つまり、ネット銀行は、金利が低いのは最大のメリットです。それから、WEBで申し込みが完結するため、手続きに時間がかかりません。一般的な銀行では、窓口で説明を受けたり書類を書いたりするので、かなり長い時間がかかってしまいます。

また、住宅ローンを組む際には、万が一返済が滞った場合に返済の立替を行う「保証会社」による保証をつけるのが一般的です。しかし、ネット銀行は保証会社を使わず自行で保証を行うため、保証料がかからないことが多いようです。

とはいえ、ネット銀行にもデメリットがあります。

ネット銀行では、保証会社を使わず万が一の場合には自行で債権回収を行うので、必然的に審査が厳しくなっています。

特に、自己資金率が低い、勤続年数が短め、正社員以外の雇用形態という場合には、審査通過のハードルが高くなってしまうこともあるようです。

また、ネット銀行の事前審査は収入などの自己申告の情報で審査をするため、非常に手軽なのはメリットなのですが、その分精度が低く、本審査で覆ってしまうことがあるようです。与信などに不安がある場合は一般的な銀行の方が安心かもしれません。

それから、お申込はWEBで完結しますが、書類のやりとりは郵送やメールで行います。そのため、手続きに意外と時間がかかるのが難点です。

一般的な銀行では、書類に不備があればその場で修正することもできますが、ネット銀行では改めて書類を送付するため、こうした往復で時間がかかってしまう面が多々あります。

また、ネット銀行では、つなぎ融資を行わない銀行があるので、必ずご契約の時に確認しておくとよいですね。

また、ネット銀行で注意したいのは、事務手数料の金額です。総額の2.2%など割合で提示されることが多いのですが、計算してみると一般的な銀行の保証料よりも高額になるケースもあるので、注意が必要となります。

このように、ネット銀行の金利は非常に安く、検討される方も多くおられますが、対面で担当者に相談することが難しいため、さまざまな情報を自分で調べて整理する手間がかかります。住宅ローンの利用が初めてという方にとっては、負担になることもありますので、メリットデメリットもよく把握し、慎重に検討してみましょう。