「自然素材の家」を建てる前に知っておくべき10のポイント -1

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「自然素材にはどんなものがある?」

「自然素材の家」の中心となるのは、やっぱり木材。土台や柱などの構造部分はもちろん、床や壁などに無垢材を使うことで、独特のやさしい風合いが生まれます。

 壁には、貝殻や海藻(かいそう)の化石に海藻糊(かいそうのり)などを加えてつくった漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)が使われることも少なくありません。調湿効果、CO2吸収効果、ホルムアルデヒドの吸収・分解といったはたらきがあるほか、見た目にもやさしくあたたかみがあるのが特徴です。また、和紙や和紙を使った塗り壁、珊瑚(さんご)を使った塗り壁、コットンや麻、絹などの自然素材から生まれた壁紙など、その効果もさることながら、個性的な演出ができるのも魅力です。

 せっかくの自然素材の家だから、見えない部分や仕上げにも徹底的にこだわりたいもの。断熱材もウール(羊毛)をはじめ、木質繊維やコットンなど種類もさまざまです。これまで一般的に使われることが多かったグラスウールは価格が安い反面、吸湿性が低く、結露ができやすいのが難点でした。一方、羊毛を使った断熱材は、湿気を調整し、結露ができにくいのが最大の特徴。湿度が高いときには吸湿し、低いときには放湿して、部屋の湿度を一定に保ってくれます。

ホルムアルデヒドなどの化学物質を含む接着剤は、自然由来のものに変えれば安心です。たとえば、お米を原料とした接着剤は、木工用ボンドの4〜7倍もの接着力があるうえ、万が一口に入ったとしても食品が原料なので体に害をおよぼす心配がありません。

 家族の健康や心地よい暮らしのためにも、安全で安心な素材を選びたいですね。

ナガタ

 

 

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